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ロンドン一人旅の記憶 フットボール/ロック/映画 ゆかりの地巡り

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4月5日(金) フットボール/ロック/映画 ゆかりの地巡り


朝6時半頃に目が覚める。
今日の予定の確認をしたり、朝食を食べたりして過ごす。
朝食は毎日ほぼ同じメニューのもよう。
今日は数多くの場所を回るつもりなので、念入りに場所とルートをチェックし、9時ごろにホテルを出た。

フットボールの聖地、ウェンブリースタジアム

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ハマースミス駅に向かうが、乗る予定のハマースミス&シティ線は別の場所にあって、少し迷ってしまった。
チケットはゾーン4までで、日本語表記もできる券売機で買ってみた。
電車はどうやら20分待ちらしく、待ってる間けっこう寒かった。
まずはどうしても見たかったフットボールの聖地、ウェンブリースタジアムに向かう。

ベーカーストリート駅でメトロポリタン線に乗り換え、ウェンブリーパーク駅に行く。
ロンドンの中心から離れた場所に向かってることもあってか、電車はすいていて、余裕で座れた。
駅に着くと、あのシンボルともいえるツインタワーが見える。

スタジアムへは一本道で、歩いて近づくにつれ、スタジアムが大きくなってきて感動が高まってきた。
ウェンブリースタジアムイングランドのナショナルスタジアムで、日本でいう国立競技場のようなもの。
昨年W杯の予選最終戦ベッカムが終了間際にFKを直接決めた場所でもあるし、またオアシスなどのビックバンドがギグを行うこともある。
現在は老朽化のため取り壊しが決まっており、現在は工事中で、周りは囲われていてそばには寄れない。
しかし、金の問題やなんやで、取り壊しは進んでおらず、ほぼ全体像を見ることができた。
伝統と壮大さを兼ね備えたスタジアムである。

当たり前だが工事中で何のイベントもないので、ほとんど人がいない。
確かに平日の午前に工事中のスタジアムをわざわざ見に来るのは自分くらいだろう・・・。
しばらく感動を味わった後、駅に戻る。
ここで問題発生、いつもチケットを入れていたポケットにチケットがない。
仕方なく再び同じチケットを買う。
しかし、後で違うポケットからチケットを発見・・・(泣)。

ロックの聖地、アビーロード

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次はロックの聖地、アビーロードへ向かう。
セントジョンズ駅に着き、少し迷いながらもアビーロード・スタジオに辿り着いた。
この場所はあまりに有名で、ロンドンの観光名所の一つでもあるので、特に説明は必要ないだろう。
この場所もウェンブリースタジアムと同じく必ず来たかった場所だ。
世界一有名な横断歩道ここでは、他にも観光客がいて写真を撮ったりしていた。
アビーロード・スタジオの壁や看板などいたる所に落書きがしてある。
日本語の落書きもあった。

世界一有名な横断歩道は少し当時とは趣きが変わっている様だった。
またイギリスでは交通は車優先のはずなのに、この横断歩道ではなぜか車が止まってくれた。
まあたまたまだとは思うが、うれしかった。

駅に戻り、隣接している小さなカフェみたいなトコで、ビートルズグッズ数点とサンドウィッチとコーヒーを買った。
店員のきれいなお姉さんが何やら話しかけてくれたが、よく分からなかった・・・無念。
店の外に座る場所があったのでそこで飲み食いする。
そのカフェのウィンドウを見ると、内容は忘れたが、日本語で何やら書いてあった。
ここは本当に日本人の観光客が多いのだろう。
昨日の「両替」もだが、イギリスで日本語を見ると不思議な感じがする。
天気が良く暖かかったので、しばしそこで休憩し、次の目的地に向かった。

ベーカーストリート駅で乗り換えなのだが、けっこう迷う。
ホームで路線図を見ていると、おじいさんが近づいてきて何やら言っている。
たぶん「どこに行きたいんや?」ってなことだと思って、「ノッティングヒルに行きたいんやけど」と答えると、電光掲示板を見て「これの次の電車」と教えてくれた。
ホンマいい人や。英国紳士を見た気がした。

ノッティングヒルの恋人

ノッティングヒルの恋人 (字幕版)

おじいさんに言われた電車に乗り、無事ノッティングヒルゲート駅に到着。
このノッティングヒルという場所は、僕の好きな映画「ノッティングヒルの恋人」で使われていた場所である。
駅を出ると、そこそこ人通りがある。

まずはポートベローマーケットといういわゆるフリマに行く。
通り沿いに店が並んでいる。
ここではアンティークや古着の他に、果物やガラクタにしか見えないモノも売っている。

一通り見て回るが、特に欲しいものもなく、「ノッティングヒルの恋人」に出てきた場所を探すがよく分からない。
映画を見たのがだいぶ前だったこともあって、どこがどことか分からなかった。
ただ雰囲気はこんな感じやったけどという感じ・・・。
マーケットから外れた場所を見て回ると映画で出てきてたような家や建物、公園とかがあったが合ってるかは不明。
ちゃんと調べてくれば良かったと少し後悔した。
歩きすぎてまた足が痛くなりだしたので、ここはこれでOKということにして駅に戻った。

ヴェニュー・アストリア、べリックストリート

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あまりにも足が痛かったので、ホテルに戻ろうかとも思ったが、頑張ってトッテナムコートロード駅へ。
まずはヴェニュー・アストリアを見つける。
そんなに大きな建物ではない。
ここは、レディオヘッドの公式ライブビデオで使われた場所でもあり、その他多くのバンドがここでギグを行っている。
以前NHKでやっていたのだが、チェッカーズも昔ここでやった事があるらしい・・・。
今日はダヴズのギグがある。
チケットが手に入れば見ようかなと思っていたが、ダフ屋らしき人もおらず、そんな元気もないので見ないことにした。

歩いているとヴァージンストアがあったので入ってみた。
欲しいものは別になかったが、オアシスの新曲が流れていたので嬉しくてしばらく聴いていた。

次にそのオアシスの2ndアルバムのジャケットの場所でもあるべリックストリートへ。
ジャケット写真を撮ったと思われる場所に立つが、人が多く、あまり実感は湧かなかった。
やっぱアビーロードの横断歩道を見た後ではこんなもんか・・・。

近くに中古レコ屋があったので入るが、めぼしい物はなかった。
レコ屋を出て、この辺りをうろうろし、土産屋を覘いたりするが、まだいいかと考え何も買わない。
足の痛みと疲れが限界に来ていたのでホテルに帰ることにした。

トッテナムコートロード駅からホルボーンに行き、ピカデリー線に乗り換えてハマースミス駅へ。
ここで驚いたことは、電車に犬が乗れるということ。
もちろん飼い主がいて首輪をつけているが、普通に乗って来てビビった・・・。

ハマースミス駅の近くにマクドがあったので、晩飯がてら入る。
チーズバーガーセットみたいなのを頼み、店内で食べた。
大きさは日本のと変わらず、バーガーは日本のよりおいしかった。

その後、ホテルに戻ったのは夕方6時くらい。
足が痛いので、靴と靴下を脱ぐと、右足のマメはつぶれていた。
左は水がたまって大きくなっていたので、痛いけどつぶしたった。

とにかく今日は疲れたのでベッドでグッタリする。
そして旅を振り返る。
意外と地図一枚で行けるもんや。

TVでUEFA杯のインテルフェイエノールトの再放送がやってて寝転がりながら見る。
小野が出てて、ジョージアのCMの浜ちゃんのような気分になった。
そうこうしていると、急に眠たくなって目が充血している。
時差のせいか、疲れのせいか・・・。
シャワーを浴び、9時すぎに就寝。

明日はいよいよ今回の旅のメインイベントであるプレミアシップ

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