イクメンに抗う

妻が旦那をイクメンにしたと思われるのが嫌。

初めての海外旅行 ロンドン一人旅の記憶

2002年2月 イギリスへ行こうと思い立つ!?

ほんまのロンドン―生活、旅行、遊び、情報(英会話付き) (王様文庫)

以前からいつかはイギリスに行きたいと思っていたが、今行こうと思った。

なぜ突然イギリスに行こうと思い立ったかというと、この時期、個人的に色々悩むことがあり、もっとやりたいことをやっとけば良かったなーという思いが出まくってきて、あ、別に今からでも遅くないやんっていうことに気づき、ほなちょっとイギリス行って、ロックとフットボールの本場の空気を吸って来ようかなってな感じでイギリスに行こうと思い立った。

とまあ楽観的に思い立ったイギリス旅行であったが、一人旅ということで当たり前やけど全部一から自分でやらなあかんし、しかも初海外で何も分からん状況やし、とにかくネットや本や友人から情報を集めまくって、どういう旅にしようか考えて、色々大変やった。
でもそれがすごく楽しい。
自分がやりたいことを自分で考えてそれに向かってるのはとても充実してる気持ちになる。

で、まず最初にしたのは、パスポートの申請である。
友達からパスポートができるまでには時間がかかるということを聞いていたので、早めに必要書類を集めて旅券事務所にパスポートの申請に行った。
意外と簡単に申請はできたのだが、用意していったパスポート用の写真のサイズが合わず、旅券事務所の隣にある写真屋で撮り直し。
ボサボサの髪型で、しかも不意打ちの一発写真。
出来上がりを見ると、まるで犯罪者みたいやった・・・。
まあいいかとは思いつつも、この顔が五年間ずっとパスポートにいるのかと考えるとちょっとせつない。
とにかく1週間後無事パスポートは完成。

旅の計画をするにあたって、ツアーで行くか個人で行くかを考えた。
個人の方が安く自由に旅することができるが、自分でやらなければならないことが多く大変である。
それをするのも旅の楽しみの一つなのかもしれないが、やはり初めての海外旅行ということもあるし、行って泊まるところ探すために重い荷物持って歩き回って1日が過ぎる・・・
みたいになるのは嫌なので、わりと計画がたてやすいツアーで行くことにした。

といっても添乗員に連れられて言われるがままにイギリスを周遊するのも嫌なので、往復の航空券とホテルのみをセットにしたフリータイムプランにすることに。
これだと泊まるところは気にしなくていいし、終日自由に行動ができるので一番都合が良い。

で、次に何日間行くかであるが、これは完全にお金の都合で6日間にした。
フリータイムプランというのはけっこう安いのだが、一人での参加の場合、一人部屋料金という決して安くない金額が余分にかかってしまう。
よって、今回の旅の資金であるなけなしの貯蓄では6日間が限界やった。
滞在地も、本当はマンチェスターリヴァプールなど色々行きたかったが、ロンドンのみ。
まあ少々物足りない気もするが、今回はとにかく行くことが大事なので良しとする。
出発予定日は4月3日に決定!

今回の旅の最大のテーマは、「ロンドンを実際に肌で感じる」である。

続きはこちら
stadiumap.hatenablog.jp

ロンドン一人旅の記憶 初ロンドンに興奮

前回の記事はこちら
stadiumap.hatenablog.jp

4月3日(水) ロンドンへ独り旅立つ!

ロンドンゆきの飛行機の中で読む本


朝、6時に起床。かなり眠たい・・・。
朝食を食べ、シャワーを浴び、荷物の確認をして、7時ごろ家を出る。
9時過ぎに関空に到着。初めて来たけど、関空はけっこう広い。
人もけっこう多い気がするけど、これくらいは普通なんかな。

旅行会社のカウンターへ行き、航空券を受け取ってチェックインカウンターへ。
やっぱ初飛行機やし、外を見たいから窓側の席をお願いする。
荷物はボストンバッグ一つやし、たぶん大丈夫やとは思うけど、向こうの空港で面倒なことになっても嫌やし預けへんかった。

で、搭乗券をもらって、身体検査へ。
あの変なゲートを通ると、なぜかピーっと鳴った。
どうやらケータイに反応したらしく、もう一度ケータイを置いて通ると無事鳴らなかった。
何も危険物は持ってないんやし、あたりまえか・・・。

搭乗までにはまだ時間があったので、免税店でタバコ1カートンを買い、長時間のフライトに備えて吸い貯めをしつつ、ボーっとする。
で、11時半頃にモノレールみたいなのに乗って場所を移動し、出国審査をさらりと通過して、搭乗ゲートに行く。
JALで行くからしゃーないんやろうけど、客は日本人ばっかりおる。
12時前には搭乗を開始。

飛行機の座席は3列の左で、指定した通りの窓側。
はっきり言ってかなり狭い。背筋を伸ばして座っても膝が前の席にあたる。
こりゃエコノミークラス症候群になってもおかしくない。
こんなんで12時間のフライトに耐えられるんやろか。
右の列にはおっさんがいるけど、真中の席には誰もいないし、それがせめてもの救いかな。

そしていよいよ出発。
離陸の際に体にGがかかり、ちょっと気持ち悪くなったが、安定すると全然大丈夫。
正直、初飛行機なので不安もあったが、乗ってしまえばどうしようもないし、意外と何ともない。
外国人のスチュワーデスさんにおしぼりと飲み物をいただき、一息ついた。

しばし窓から外を眺める。
正直ケッコー感動した。
また空から地上を見下ろすのはすごく面白い。
どこがどことかはよくわからんけど、RPGをやってるような気分になる。

しかしホンマ長いフライト。
映画を見たり、音楽を聴いたり、機内食を食ったりして過ごすが、一向に時間が進まへん。
機内が寝るモードになっても、座席が狭いこともあって、ほとんど寝れなかった。

ここで問題発生。
トイレに行きたくなるが、通路側のおっさんが寝てて通れない。
こういう点では通路側の方が良かったかなと思う。
仕方なしにおっさんを起こしてトイレに行く、計3回も・・・。

なんだかんだで、現地時間16時過ぎに英国ヒースロー空港に到着。
空港内の長い道のりを経て、入国審査へ。
イギリスの入国審査は厳しいと聞いていてビビってたけど、なんてこたーなかった。
滞在日数を聞かれたので答えつつ、帰りの航空券を見せるとすぐ通してもらえた。
恐らく就労目的でないことが分かれば問題ないのだろう。

その後、旅行会社の迎えの人を見つけ、他の日本人と共にバスに乗ってホテルに向かう。
町並みを見て、ついにロンドンに来たんやと感慨にふけってしまった。

ホテルに着き、カードキーをもらって部屋へ入る。
ネットで事前に見ていたが、ホントきれいで広くてなかなか良い部屋や。
荷物を置くと、とりあえずホテルの外へ出て、散歩がてらひたすら東へ歩いた。

当たり前やけど、とにかく外人ばかり。
建物はどれもオシャレであったり、伝統的であったりして、本当に外国にいるということを実感できた。
見て歩いてるだけで楽しいので、相当遠くまで来てしまった。
ケンジントンガーデンズまで来て引き返したけど、後で調べるとロンドンの中心地図の4分の1ほどを
横断していた。

帰りにコンビニのような所に立ち寄り、雑誌タイムアウトとお菓子とジュースを買う。
その際、アラブ系の店員に「~Japan?」と聞かれ、よく分からなかったが、たぶん日本から来たのか?
という意味と読んで、「Yes.」と答えておいた。
ホンマ聞き取りは不可能やなと感じた。
他にタワレコがあったので入ってみたが、アルバム一枚16ポンド(3000円くらい)とけっこう高く、何も買わなかった。

ホテルの自分の部屋に戻り、TVをつけるとチャンピオンズリーグの試合がやってた。
なんか得した気分になった。
試合はリバプールVSレヴァークーゼンで、リバプールが1-0で勝った。

その後、メチャクチャ疲れて眠たかったので、シャワーを浴びて、10時過ぎに寝床に就いた。
自分がロンドンにいるという興奮の反面、正直ちょっと不安な気持ちの中、長い一日を終えた。

続きはこちら
stadiumap.hatenablog.jp

02/03シーズン チャンピオンズリーグ決勝 ACミランVSユベントスの感想

※これは2003年に書いた記事です。

UEFAチャンピオンズリーグ02/03 FINAL ユベントスvsACミラン [DVD]

昨日、深夜に行われたチャンピオンズリーグ決勝の感想などを。

 

決勝はマンUのホームスタジアムであるオールドトラフォード、ピッチと観客席が近く、超満員、最高の雰囲気の中で始まりました。(観に行きたかった・・・)

 

ACミランVSユベントス

どんな大会でも決勝戦というのは一発勝負のため、守備的でつまらない試合になりやすいのですが、前半、ACミランは積極的に攻撃を仕掛け、チェフチェンコの幻のゴールを始め、決定的なシーンを何度も作っていました。
逆にユーベの攻撃は少なく、どれも単調。やはりネドヴェドの出場停止が響いている様でした。
しかし前半は0-0で終了。
ミランは、試合のペースを握っていただけに点が欲しかったところでしょう。
ユーベはこういう展開で勝つことが多いので、ある意味後半はユーベ有利かなと思いました。

 

そして後半、ユーベはシステムを変え、最初から攻撃的に出てきました。
ミランは奪ったボールを無理に繋ごうとして、それを奪い返され、なかなかリズムを掴めません。
それでも、ネスタマルディーニのCBコンビの壁は厚く、しっかり守ってカウンターという前半とは逆の展開で試合が進みます。
しかし、20分過ぎ頃からユーベの勢いも失速し、どちらもやや守備的になり始め、攻撃に人数をかけられなくなってきました。
正直、内容的にはつまらなかったです。
やはり、この時間帯くらいからは1点が大変重要になってきますし、どちらも点を取られないことを一番に考えるようになったのでしょう。
あと、やや運動量が落ち始めたということもあると思います。

 

こういう展開になった場合、交代メンバーが重要になってくるのですが、ユーベの方はケガ人が相次ぎ、効果的なカードは切れず。
一方ミランは、驚いたことに攻撃的MFのルイコスタに代えて守備的MFアンブロジーニを投入。
そこはリバウドだろーと思いましたがね。
ピルロもすでに交代していておらず、完全に守ってカウンター狙い。
あまりにもイタリア的で、ミランは違うと思っていただけに、残念でした。

 

PK戦

結局、後半そして延長戦も点は入らず、PK戦となりました。
普通、PKというのは圧倒的にキッカーが有利なのですが、このPK戦では両GKが止めまくり。
やはりCLの決勝ともなると相当のプレッシャーがあるのでしょう。
落ち着いて蹴ればいいのに、多くの選手が思いっきり蹴ってました。
そんな中、外せば負けが決まるユーベの5人目のキッカー・デルピエロが、落ち着いてGKの逆を突いて決めたのはさすがだなと思いました。

 

最後は、前半幻のゴールを決めたシェフチェンコが確実に決め、ミランが見事CL優勝を果しました。
僕は特に好きなチームっていうのは無いのですが、ミランは好きな選手が多いこともあって、この試合はちょっとミランを応援していたので、素直に嬉しかったです。
あと、ユベントスの方はリーグ戦で優勝しているので、別にいいやろっていうのもありましたし。

 

この試合の内容は、個人的にはあまり満足できるものではありませんでした。
しかし、近年レベルが落ちたと言われていたイタリアのクラブが、今シーズンは共に決勝に勝ちあがってきたということで、来シーズンは他の国のクラブも競って来て、チャンピオンズリーグがさらに面白くなりそうな期待が膨らみました。

 

これで、スペインを除いてほとんどのヨーロッパサッカーのシーズンが終わりました。
次のシーズンが始まる秋までは、移籍市場に注目したり、日本代表の試合を見たりして過ごしたいと思います。

 

最後に少し。某テレビ局、最後まで中継しろよ!何年か前にも同じことがあったぞ!!

 


2002-03 CL Final - Juventus vs. A.C. Milan Highlight Part 3.avi

 

02/03シーズン チャンピオンズリーグ 準決勝の感想

※これは2003年に書いた記事です。

 

先週行われたチャンピオンズリーグ準決勝第二戦について、感想などを書こうかなと思います。

WCCF/02-03/ミラン/黒/151/イヴァン・ガットゥーゾ

インテル対ACミラン

まずはインテル対ACミラン。同じミラノのチーム同士ということで、いわゆるダービーマッチです。
第一戦を0-0で引き分け、迎えた第二戦は予想通り、白熱した面白い試合となりました。

 

前半はミランピルロセードルフルイ・コスタなどの安定したボール回しで、試合を有利に展開。
ただ、サイドアタッカーがいないため、攻撃が中央に偏ってしまって、インテルの守備陣に跳ね返されていました。
そんな中、前半終了間際、セードルフからのスルーパスペナルティエリア内で受けたシェフチェンココルドバに引っ掛けられながらも素晴らしいゴール!
第1戦での消極的なプレーを批判されていたシェフチェンコですが、それを打ち消す見事なゴールでした。
これでアウェー扱いのミランは圧倒的に有利になりました。

 

後半は前半とは全く違う試合展開に。
2点が必要になったインテルは、セルジオ・コンセイソンを中心に鋭いサイド攻撃の連続。
一方ミランマルディーニネスタを中心に守り、このまま終わるのかと思いましたが、インテルのナイジェリア人FW(名前分からず)の反転してマルディーニを振り切ってのゴール!
彼の加速力はホント凄かった。(その後のパフォーマンスも凄かったですが。)

 

しかしその後のインテルの猛攻も実らず、結局1-1で終了。
アウェーゴール2倍ルールでミランが決勝進出となりました。

 

この試合はホント見ていて面白かったです。
華麗なプレーは少なかったけど、どちらも勝利への執念が凄まじく伝わってきました。
特にミランのガットゥーソとインテルマテラッツィのプレーは激しく、泥臭く、汚くもあり、凄かったです。

 

印象的なシーンだったのは、シェフチェンコがペナ近くでインテルDFと競り合ってもみ合いになっている時、ガットゥーソが凄まじい勢いで突っ込んで来てシェバを助け、さらにそこにマテラッツィも来てボールは全く見ずにシェバを吹っ飛ばした場面。
結局マテラッツィのファウルとなりましたが、違うスポーツを見てるかのように衝撃的でした。
彼らのプレーは華麗ではありませんが、こういうビッグゲームには必要な選手達だと思います。
味方にとっては頼もしく、敵にとってはホント嫌な選手達でしょう。

 

とにかくインテルミランは、準決勝にふさわしい素晴らしい試合でした。

 

ユベントスレアル・マドリッド

次にユベントスレアル・マドリッド
こちらはハイライトを見ただけなので、試合展開は省略しますが、ユーべは凄かったです。
彼らは勝ち方を知っています。
逆にレアルは豪華な攻撃陣とは違い、守備の薄さが露呈した格好になりました。
リーグ戦でも見られるのですが、レアルはスピードのあるカウンター攻撃にめっぽう弱い。
それでも勝てるのはボールを圧倒的に支配して、豪華な攻撃陣でたくさん点が取れるからです。
しかしユーベは守備が堅く、速攻が上手いチームです。
最も相性が悪かったと言えるかもしれません。
ただ、イエロやサルガドに代わる足が速くて守備が上手い選手がいれば・・・という気はします。
それにしてもユーベ、特にデルピエロネドヴェドは素晴らしかったです。
試合後の、累積で決勝に出られないネドヴェドの涙は切なくなりました。

 

決勝は初のイタリアのクラブ同士の対決となりました。
リーグ戦とは一味違う素晴らしい試合になりそうですね。楽しみです。
(ただ、個人的にはミラン対レアルの決勝が見たかった。どちらもパスを主体としたサッカーなので、きっと面白い試合になったと思います。)

 


Ac Milan Vs Inter (3-2) Match Highlights and Goals 2003

史上最高のレジスタ 元イタリア代表 ピルロのミラン時代

※これは2003年、ピルロが23才、ACミラン在籍時に書いた記事です。

WCCF 02-03白黒カード 152 アンドレア・ピルロ

 

パス

僕の好きなサッカー選手のタイプは、ベタですがファンタジスタ系やパサー系の選手達です。
メジャーなところを挙げると、バッジョジダン、ルイコスタ、ヴェロンなどなど、まあその辺ですかね。


ですので、試合を観る時に一番注目して観るのはパスです。

パスというのは、最もサッカーで重要な技術です。
例えば、足が速い選手でも強く蹴り出されたパスには追いつくことはできないですし、高くジャンプ出来ても大きく蹴り上げられたパスには届きません。
ベッカムのセンタリングが凄いと言われるのは、まさにそれで、ドライブをかけたパスを送ることによって、ボールの軌道が敵のDFが届かない高さで通過し、1m後ろにいる味方FWにピタリと合わせられるのです。

 

また、パスは一人では出来ません。パスの出し手と受け手がイメージを共有してこそ成り立つのです。
それが難しい部分でもあり、選手の技術やセンスが問われる部分でもあると思います。

 

さらにパスには、パスを出すタイミングやもらうための動き、その他トラップの正確性など多くの要素が絡むので難しいんです。
まあ簡単にいうと、パスが上手い選手が多いチームというのは相手よりボールを長く支配できるわけで、そうすれば相手が攻める時間が短くなって、自分達のチャンスが多くなり、有利に試合を進められるというわけです。
(ただ、ボールを長く支配できても点が獲れず、逆に一発のカウンターでやられてしまうということもあります。これが有機的なスポーツであるサッカーの面白いところでもあるのですが・・・。)


ACミランピルロ

で、今回紹介しようと思うのはACミランのMFピルロです。
まだイマイチ世界的には知名度が低いピルロですが、今季、スーパースター揃いのミランの中でレギュラーを獲得し、評価を高めています。
その彼を今回ピックアップしてみようと思います。

 

まず、僕がピルロという選手を初めて見たのは、2000年のシドニーオリンピックです。
彼はイタリア代表の10番を付け、トップ下として大会に参加していました。

 

知らない人のために説明しますと、オリンピックはW杯と区別をつけるため、23歳以下の選手(+オーバーエイジ3人)しか参加できません。
つまりU-23代表の世界大会です。(ちなみに日本は中田・中村・高原・稲本などが参加。)

 

そのU-23イタリア代表で、ピルロは次世代のエース、ファンタジスタとして紹介されていました。
しかし僕が見た印象では、テクニックはあるものの、A代表のトッティなどに比べるとイマイチ迫力にかけるという感じでした。
結局イタリアはベスト8でこの大会を終えます。

 

次に彼を見たのは、00-01シーズンのセリエAの試合でです。
バッジョ率いるブレシアピルロはいました。(どうやら所属していたインテルから、出場機会を求めてレンタル移籍していたようです。)
しかも驚いたことに、ピルロバッジョと同時に試合に出場していました。
イタリアでは基本的に10番タイプの選手を同時に使うということはタブーとされているのに、この試合では1トップの後にバッジョがいて、その後にピルロという形で共存していたのです。
彼のポジションはトップ下とボランチの間といった感じで、正確なキックでボールを前線に供給していました。
この頃から彼の真の才能が開花しつつあったように思います。

 

そして迎えた今シーズン、ピルロはACミランにいました。
ミランにはもともとポルトガル代表のルイコスタという絶対的な存在がトップ下のポジションに君臨しており、さらにオフにはブラジル代表リバウド、オランダ代表セードルフといったトップ下のできるビッグネームが移籍してきたため、ピルロのポジションはないように思われていました。
しかし彼は、このミランの中でなんとボランチとしてレギュラーを獲得したのです。

 

守備的なサッカーと揶揄されることもあるイタリアでは、普通ボランチに無尽蔵に激しくプレスをかけ、時に汚いプレーをしてでも相手の攻撃の芽を摘めるような選手が選ばれます。
しかしミランでのピルロの仕事は、彼のトップ下としてのテクニックや正確なキックを活かし、DFが奪ったボールを前線やサイドに供給するのが主な役割です。
これにより、ミランのパス回しがスムーズに行われ、味方の選手が良い形でボールを受けて攻撃を行うことができるのです。
ミランのそのイタリアらしからぬパス回しを主体とした創造的なサッカースタイルは、多くの批評家に絶賛されています。

 

最初に、パスについて色々語りましたが、今シーズンのミランの成功は、間違いなくこのピルロボランチ起用によるパスサッカーへのスタイルの変換が一番の要因です。
ピルロミランでの活躍を買われ、代表でもポジションを獲得しつつあります。)
イタリアでは、中盤の下がり目から前線にパスを供給する選手のことを、「レジスタ」と言います。
今季、ミランはリーグ優勝を逃したものの、チャンピオンズリーグの決勝に駒を進めましたので、この最高の舞台で、若きミランレジスタピルロに注目してみてはいかがでしょうか!

 


イタリア1番の“ファンタジスタ❤︎”【ピルロのスーパーアシスト集★】こんな柔らかいパスは誰も出せない!ピルロだからこそ出来るパスが今ここに・・。

大人の滲出性中耳炎 症状、困ったこと(8日目~15日目)

前回の記事はこちら 

stadiumap.hatenablog.jp

 

8日目~15日目

その後症状に変わりはなし。
痛みはないが、左耳が聞こえづらい。

 

病院で処方された薬を欠かさず朝晩飲んでいるが、治ってきている感じはない。
逆にひどくなるようなこともなく、ずーっと同じ。

 

鼻はすすらず、よくかめとと言われていたが、そもそも詰まってないので、単に鼻から空気を出すのをするようにしていた。
左耳の鼓膜が振動しているのか、ボーッと音がする時がある。

 

唾を飲むと鼓膜の辺りがベコッとすることがある。


症状、困ったこと

症状としては左耳に何か詰まっているような感覚。
トンネルとかで一瞬耳が詰まる感じになるのがずっと続いているようなもの。
まったく聞こえないわけではない。(一度電話を左耳で取ったときはわりと普通に聞こえた)

 

しゃべったり、食べたりすると、頭の中で反響する。
なので自分がちゃんとしゃべれてるのか分からなくなり、話すのが億劫になる。
また食べてる音で聞こえづらく、食べながらTV見たりができない。

 

ふだん、両耳が正常だと上手く聞き分けしているんだなと思う。
右耳は正常なのでTV見たりはできるが、妻が洗い物なんかをすると右耳がそっちの音に引っ張られて他の音が拾えない。
子供2人に同時に話しかけられると、聞き分けができず訳が分からなくなる。
寝る時左でゴロゴロしてる子供の音が右側で聞こえビックリした。

 

本当に滲出性中耳炎?

ヒマさえあれば大人の中耳炎についてネットで調べている。
同じようにブログで経過を綴っている人がいて、参考になりまた勇気づけられる。

 

ただみんな風邪からの流れで急性中耳炎になっている。
急性中耳炎から滲出性中耳炎に変わるというのがよくある流れ。

 

自分の場合は風邪にもならず、いきなり滲出性中耳炎。
実は別の病気なんじゃないかと心配になる。

 

続きはこちら

 

stadiumap.hatenablog.jp

 

さかなと遊べるパラダイス!滋賀県南郷水産センターに行ってきた。

f:id:stadiumap:20170919161856j:plain家族で南郷水産センターに行ったときのメモ。

www.eonet.ne.jp

前置き

最近、虫や魚に興味津々の長男。
休みのある日、長男に何したいと聞くと釣りがしたいとのこと。
あいにく私はほとんど釣り経験がなく、釣り竿も持ってない。
なので、子供向けに釣り体験ができるところがないかスマホで調べたところ、南郷水産センターを見つけた。

 

駐車場~入場

10時すぎに到着。駐車場は南郷水産センターの道を挟んで向かい側。
既にそこそこ車が停まっている。なかなかの人気スポットの模様。
駐車場のおっちゃんに初めてかと聞かれ、そうですと伝えると、鯉のエサはちぎらずそのままあげるとオモロイでとのこと。どゆこと?

 

入場料を払って中に入ると、けっこう寂れた様子。でも人は多い。
鯉のエサとして麩菓子の長いもの(丸太みたい)が売っている。
よくわからんので一旦買わずに進む。

 

鯉のエサやり

最初に鯉のエサやり場に行くと、既にエサをやっている人がいたが、エグい鯉の量。
写真を載せたら閲覧注意と書かなあかんレベル。
鯉たちがエサ欲しさに群がり、重なり合って、池の外に乗り出す勢いでエサを求めていた。
丸太麩菓子をあげている人がいたが、大口を開けた鯉が群がってるので、正直気持ち悪い。

 

子供たちもやや引き気味。
普通のバラのエサも売っていたので、子供たちにはそれを買ってやった。
小さな橋があり、そこからだと鯉と少し距離ができるので、子どもたちはそこからエサをあげていた。
それにしても凄い数。

 

ちびっこ釣り

他に金魚やサメを鑑賞し、即リリースの釣り場を通り過ぎて、ちびっこ釣りへ。
お金を払っておっちゃんから子供用の釣り竿を借り、エサの付け方を教えてもらう。
釣り場へ行くと赤い10cmくらいの魚がたくさんいる。
家族連れが多くかなり混み合っている。

 

とりあえずエサを付けて、釣りスタート。
最初子供にやらせてみたが、釣り糸をうまく投げれないので、魚の近くに投げるとこまではやってあげて、竿を渡す。
うーん、なかなか賢い。水は透けているので魚の動きがよく見えるが、うまく針にかからないようにエサをちょっとずつ食べている。
何回か試すも釣れず、しまいに父がやり、母がやる。
それでも釣れない。周りを見るとどこも結局親がやっているが誰も連れていない。
子供が飽きてしまったので釣れないまま終了。

 

鮎の手づかみ

来る前にスマホで調べた時、マスを釣ってその場で焼いて食べれるとあり、それが一番の目的で来たのだが、時期があり7月上旬までだった。
代わりに鮎の手づかみをやっていた。捕まえた鮎はそこで塩焼きにしてもらうか、持ち帰れるとのこと。
なお捕まえた鮎は逃してはいけないらしく、塩焼きは一匹400円なので、捕まえ過ぎると危険。

 

息子がやりたいというので、捕りすぎるなと伝え、やらせてみる。
制限時間はアバウトだが大体20分。
鮎は目でみる限りたくさんいるが、動きが早くなかなか捕まえられない。
捕まえられないまま10分ほど過ぎ、高額なのでこのまま捕まえられずでも良いかなと思っていると、一匹捕まえた。
さらに続けてもう一匹。コツをつかんだ模様。

 

まだまだ捕まえる勢いだったが、そろそろ時間やわと早めに切り上げさせた。
捕まえた2匹は塩焼きをお願いした。約20分待ち。
息子は自分が捕まえたこともあって、美味しい美味しいと言いながら食べていました。

 

その他

・小さな子向けにスーパーボールすくいやヨーヨー釣りもあった。
・中でBBQやってる人がいた。
・売店があり、ビールやかき氷、からあげなんかも売っている。わりと安め。

 

探偵ナイトスクープ

妻と探偵ナイトスクープのパラダイスみたいやな~と話していたのだが、後で調べると実際に小枝探偵が行っていたみたい。